地方出身の現役理三生による語り溜め。

今季春から東大理三に進学させていただくryu.といいます。受験やその他様々なことを発信していきます。

本番に強くなろう

 ryu.です。
 最近はどの記事もこの文から始まっていて多少のマンネリ感こそありますが…。

 さて今回は、「本番に強くなるには」ということで。受験において模試や本番などに対する拭えない緊張感ってありますよね。自分は結構本番には強いタイプだったと思うのですが(現にセンターも二次も合計は過去最高点)、本番で自分の力をいかんなく発揮するためにはどうすればいいのかについて少し書いていこうと思います。

大前提として…

 根も葉もないような話ですが、本番においてどの教科においても100%以上の力を出し切るというのは現実的に考えてほぼ不可能だと割り切っておくほうがいいです。自分も過去最高点を取れたとはいえ、どの教科もというわけにはいきませんでしたし、本番でアホみたいなミスをしてしまいました。(明らかに解ける問題を見落とす、計算ミス等)
 また当日の環境には少なからず影響を受けますし、どれだけコンディションが良くても何かしらの事故は起きえます。ある程度それは仕方のないこととして意識しておきましょう。たかが未熟な人間が慣れてもいない環境で完璧に実力を出すなんて領域に到達するのは極限に難しいです。

 とはいえ、必ずしもそうとはいえません。スポーツではよく聞く「ゾーン」というものも勉強において存在しえますし、調子の悪い時があれば調子の良い時も当然ながら存在します。アクシデントも負の面ばかりではないのですよ。

自分を「メタ認知」する

 では、それを認めておくとして、それでも可能な限り最大限の力を出すためにはどうするのか。その一つ重要な手段として、見出しにもなっている「メタ認知」があります。
 そもそも「メタ認知」とは、自分の認知しているものや状況について客観的に把握し、制御することと捉えられます。もともとの起源としては自分が記憶ないし思考したことに対して高次の次元から認知することなのですが、ここでは「自分の行動や思考状況を客観視する」ことと噛み砕いて定義しておきます。

 自分はこの「メタ認知」こそがテストにおいての心の余裕や実力発揮に大きく影響していると思うのです。試験の開始前や試験などで思うように頭が回らない時などで、焦りからいつも以上に自分が見えなくなっているという経験をしたことは誰しもあると思いますがそういう時に一度冷静に立ち返ることができるかどうかだけでも変わってくると思います。以降具体的に書いていきますが、根っこにはそういった考えがあることは意識しておいてください。

テストの際に気をつけることを事前にリスト化しておく

 これは結構効果が大きいと思います。テストに挑むにあたってその直前に「こうしよう、ああしよう」などとテストに向けてあれこれ考えると思いますが、いかんせん緊張している中で普段思いつくようなことが出てくるかというとなかなか厳しいと思います。そうでなくても、テスト前にいきなり意識しようと言ったってうまくはいかないものです。
 そこで、普段から(ではなくても実際のテスト3〜4日前くらいに)ここに気をつけようと感じたことをリスト化してまとめておくことで、そうした時に思い出す良いトリガーとして機能してくれます。付け焼き刃ではなく、その時その時に意識しようと考えていたことなので、頻繁にみておくことでも効果は大きくなることでしょう。
 また、自分で考えたことを、自分への応援や後押しの言葉と一緒に一つ一つさらってくれていることからくる安心感もかなり大きいです。自分も東大入試やセンター前にルーズリーフ2枚分を割いてリストアップしていましたし、本番では助かった部分もあります。具体的な内容に関しては東大入試編にて書いていくつもりですのでここでは割愛します。

本番の「場」を経験しておく

 試験会場はほとんどの人が経験したことのない領域ではありますが、受験を中学校から取り組んできた人たちにとってはかなりそうした「状況」には多少の慣れや親しみ(という表現になるのか?)があるはずです。現に、場数を多く経験しているかどうかは緊張のコントロールや実力を発揮する上では相当大きなアドバンテージになってくるはずです。  したがって、そうした試験の「場」を経験しておくことも大事だと思います。もちろん無理にたくさん模試を受けろという意味ではありませんが、受ける際にはそうした緊張感を実感しながら慣らしていくのでもいいのかなと思います。

ミスは何回もチェック

 これは逆に調子の良い時に気をつけてもらいたいです。ミスというものは本当に残酷なもので、ちょっとの注意で気づけるはずなのにそれだけで自分の実力を水の泡にしてしまう兇器です。マークを間違えた、計算をミスした、回答するべき問題を間違えた、些細な思い違いをした…。全部やる気を疑うようなレベルのものですが、そうは言ってもミスは気をつけないとしてしまうものなのです。
 これだけのミスで自分の実力を評価されないのではあまりに勿体無さすぎます。くれぐれも気をつけてください。具体的には、その都度操作の時によく確認することや、試験開始と同時にマジで重要なことは問題用紙にでっかく書いておくなどですかね。また、ある程度解けたと思って見返していては気づけないものなので、見直しをする時には粗探しをするかの如く行いましょう。
 多く書いてきましたが、決してミスを意識するあまりプレッシャーにならないように。普段から気を助ける習慣をつけておきましょう。

最後に

部活などで「練習は本番のように、本番は練習のように」と顧問の先生から聞かされてきた人も多いのではないでしょうか。当然これは勉強にも言える話です。本番の入試では全く慣れない初めての状況の中で勝負をするわけですから、少しでもそこで実力をいかんなく発揮できるように日頃から緊張感を持ってストイックに取り組んでいくのも非常に大事なことかと思います。